このウィルスの影響は色々な所で出ています。
ここ最近のニュースで読みました。
*コンドームの生産が工場閉鎖によって減っているのに自宅待機により需要が急上昇。
ま、そうでしょうね。いつもはそんなに一緒にいないパートナーと常に一緒。ほかにオプションがないんですもんね。しかしこれっていろんな意味で後々深刻な問題ですよね。。。
*これまで連絡の途絶えていた人との再コネクトのいい機会になっている。
私もこれは本当に体感しています。
*DVの件数がうなぎ登り
これは今までは、ある程度離れて時間を過ごすことによって危機を間逃れていたのが、常に一緒の屋根の下で過ごさないといけないことにより逃げる場がなくなり、さらにストレスレベルが上がることによりパートナーを傷つけるケースが増えている。
最後のこれは心に重くのしかかりました。
うまくいっていないであろうカップルなんてたくさんいるはずです。その二人が24時間同じ屋根の下で他の誰にも会わず、家から出られず暮らすことを強要されたら。。。
ただでさえ緊迫した状況にいるカップルが、このストレスの元、同じ屋根の下に、と考えるだけで自分のことのように息が苦しくなります。
私は離婚するかもしれない、と思い始めた時から、最終的にすべてが終わるまで2年半ほどかかりました。でも最終的に終わりが決定的になってからは3ヵ月半ほど時間がありました。
その期間は精神的に辛い、とかいう言葉では言い表せない程で、もうすべてを諦めて逃げるようにして日本に帰ってきたかったけれども、カウンセラーの先生に支えられて私のもらう権利のあるものを手に入れるまでは我慢して耐える日々が続きました。
幸い、当時の旦那は出張が多く、ある程度出張のスケジュールも自分で立てられたため、なるべく家からは離れてくれていたものの、たまに帰ってくることもありました。
そういう時は私は、別に私が逃げる必要はなかったけれども、家を空けて、彼が家を使えるようにしていました。(アホ)
もう離婚するのが分かりきっていて、これからはお金が必要になるのも分かっている。そんな時にホテル代に大金を使う気には到底なれず、安いホテルを取って泊ったことも何度もありました。
安いホテルをオンラインで予約して、グーグルマップでたどり着く道柄、これはちょっとやばいな、と思ったらホテルの窓に一階ではないのにも関わらず鉄格子が施されていて、不安に駆られながら絶望感と恐怖感と自分への失望感の中、眠れず泣きながらベッドに座って飲んだブルームーンの味は一生忘れないかと。
そんな思い出がよみがえってきて、通常でも辛い状況の人はいまどれだけ辛く大変なんだろうと。
たくさんのカウンセリングオフィスがこの状況下、無料のカウンセリングをオファーしています。誰かと話すだけでも楽になることもあるし、自分では思いもつかないようなアイデアをもらえることもあります。
本当に一か月前には想像もしなかった状況になっています。でも周りを取り巻く状況は変えられなくても自分の行動は変えられる。
色々改めて考えさせられます。