ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

お盆と帰省といろんな気持ち

帰国してすぐにコロナが始まり、日本にいるのに帰省もままならない状態でした。

 

やっとこのお盆は帰省したのですが、久々に飛行機に乗った時に、アメリカからの帰国以来だと気付いて何だか切なかったです。

 

特に帰りの飛行機に乗ったときに、離婚してアメリカから帰国時の飛行機に乗った時のことがフラッシュバックしてクラクラッとしました。あの不安で惨めで、この先が真っ暗に思えて、人生負けたような気分になって、もう何なら消えてしまいたいと思った時のことを思い出しました。

 

そんなことを思い出しながら、今の状況を再確認しました。

帰国して、何とか生活を立て直して、両親が元気なうちに帰省できて一緒に思い出が作れたこと、また会おうと思えばすぐに会える距離にいること、今から帰ろうとする場所には仕事があって、友人がいて、自分の家があって、安心できる居場所があること。

 

全ては2年前にはなかったもの。到底手に入るとも思えなかったもの。

 

そう考えたら、感慨深くて離陸と共に窓から夜景を眺めながら涙が出てきました。

 

両親とは毎週電話やラインで連絡を取っているのですが、やはり実際に会って顔を見て同じ空間を共有するのは違いますね。お互い年も取ってきたし、いつまでみんなが健康な状態で会えるかも分かりません。それを考えると、本当に、あの時期に帰国して良かったと。あのときは辛くてこんなこと起こらなければ良かったのにと思ったけれど、あのときに起こってくれて良かった、両親の元気なうちに戻ってこれてよかったと、つくづく思いました。

 

着陸したと同時に、母からのラインが届いて、「久しぶりに会えて嬉しかったわ。お父さんとあなたがいなくなっちゃって寂しいねって話してるのよ。」と。

 

読んだ瞬間に号泣で、帰りの電車でもずっと涙が止まりませんでした。

 

人生はいろんな事が起こります。後から振り返って、後悔することも、違う選択をしていたらなぁと思うこともたくさんあります。でも、その時々を一生懸命に、その時にできうる限りの力で選択して決断して生きていくことが、できる限りのことなんじゃないかなぁと思います。

 

後悔する決断も選択も、アホじゃないかと思う行動もたくさんある、でも過去は変えられないから、そしてその過去の経験が今の自分を作っているから、結局はその時その時で、できる限りのことをするしかないんだなと思います。

 

実はあまりにも帰らなさすぎて、久々に帰省するのはちょっとめんどいなと思っていました。でも本当に帰ってよかったし、もっと帰るべきだなと再確認しました。

 

改めて、感謝すべき事がたくさんあると気付いた、とてもいいお盆になりました。