このニュースを読んで、仕事休みの日じゃなくて、早く見つけてもらって本当によかったね…と思いました。
まあ一人暮らしで、そんなに若くない人なら、一度は「自分に何かあったとき、いつ、誰が気づいてくれるんだろうか」という思いはしたことがあるのではないかと。
こういうニュースを見ると、改めて考えますね。
ま、考えてもどうにかなるもんでもないんですが(笑)
私の場合、勤める会社にオフィスがいくつかあり、私の通うオフィスは私一人のことが多いので、もし出勤しなかったとしても、すぐに気付かれることはないだろうなぁ。友人とも誰かしらとは毎日ラインなどでやり取りはしていても、返事が一日くらい来なくても、「忙しいのかな」くらいにしか思わないだろうなー。とボーっと考えていました。
私の周りにはシングルで一人暮らしのアラフォー女子がそこそこいますが、彼女たちとたまに、「老後どうするよ、子供もいなくて?」という話題になることがあります。皆行きつく答えは、「そりゃあもう友人同士で助け合うしかないっしょ」ですw
我々の老後には恐らく今よりも一人暮らしで子供のいない老人もたくさん増えるでしょうから、それに対するサービスや制度なんかもできてくるのかなーとは思います。
アラフィフの友人は、「今でも週末とか寂しいときあるのに、これが老人になったらどうなっちゃうのかと思ったら今から不安だよ!」と言っていました。痛いほどわかる、その気持ち。
でも、不安だなという気持ちはあるんですが、ある程度の安心感があります。なぜかというと、それは「ホーム」だから。
アメリカでずっとアウェイで暮らしていた時は、子供もいないし、旦那以外に家族もいないし、自分の育った国でもないし、旦那に先立たれた後にアメリカのど真ん中で一人老人ホームに入ることを考えてはゾッとしていました。かといって、そこまで年を取って一人で日本帰国してやっていけるとは思えず。不安だけど、手の施しようのない状況にどうしていいか分かりませんでした。
浅はかながら、若めだった頃ってそういうことを考えず、海外に飛び出して行って、何とかなると思っていたのか、特に考えてなかったのか。でも年を取るたびに、老後への不安を持ち始めていたのは確かでした。
今は不安だけれども、自分の国だし、勝手も分かっているし、国民保険も病院制度もしっかりしている。老後の準備だっていくらでもできるし、知り合いも友人もいる。何とかなる。
そう思ったときに、改めて以前感じていたどうしようもなくなるような不安感が薄れているのを感じ、本当に帰国してよかったー。と思いました。