この言葉に出会ったのは何年前でしょうか。
初めて読んだ時、衝撃が走りました。
あまりに的を得ていて、あまりに当時の自分の状況にストンと落ちて。
あまりの衝撃に、その時の光景まで鮮明に覚えています。
のちに、このquoteはアメリカの神学者、ラインホルド・ニーバーによるもので、Serenity Prayerと呼ばれると知りました。
"神よ、私に変えることのできないものを受け入れる心の平穏を、
変えることのできるものを変える勇気を、
そして、両者の違いを見分ける賢さをお与えください。"
これを知った当時、あまりの辛さから抜け出そうとするあまり、
自分のコントロール下にないものまでをもコントロールしようとして、
それが上手く行くわけもなく、事態は悪化する一方。
まさに私が必要としていた言葉でした。
それ以後、何度この言葉を読み返したか。
変えられないものは受け入れ、変えられるものは変える努力をし、
その2つの違いを賢く見分ける。
シンプルだけど、とっても難しい。