ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

お盆に思う

お盆ですね。

 

数日前にFacebookの過去の思い出が上がってきたんです。

 

2016年頃のお盆の投稿で。

 

その頃はアメリカにいたんですが、お盆になるとやはり遠く離れた両親のことが恋しくなり、「年老いていく両親とあと何度も会えないのに、こんなに遠くにいて…」みたいな、切ない投稿だったんです。

 

今振り返ってみたら、「いやいや、そのうち帰って来るから!」って笑って言ってあげたいですがww

 

私がアメリカにいた10年ちょっとの間で、帰国したのは4年に1度くらいの頻度でした。今振り返ると、とことん自分と自分の日本の家族を後回しにして、パートナーとその家族を優先にしてきたんだなと痛感します。

 

そんな状況から一転。

 

海外にいるのとは違って、会おうと思えばちょっとの努力で会える距離にいる。これがどれだけありがたいか。両親が共に元気でいてくれることがどれだけありがたいか。それを実感しているので、出来る限り失った分の時間を取り戻そうとしているかの如く、連絡も頻繁に、会いに帰るのも年に4回は帰るようにしています。

 

私が帰国して一番感謝したのは、家族と過ごせなかった分の時間を取り戻すチャンスがまだあったことです。帰国した時に両親ともに元気で、一緒に時間を過ごすことが出来健在でなかったら、相当悔やんだと思います。だって私のわがままな決断を、両親は常にサポートしてくれたから。

 

もちろんこれは今となっての見解であって、もし私が幸せな結婚生活をアメリカで続けていられたら、それはそれで幸せだなと感謝していたと思います。

 

Facebookの思い出機能のおかげで、そんないろんなことを考えたお盆になりました。

 

家族って不思議ですね。そこに存在しているだけで喜ばれるって、家族ならではなのかなと思います。私がこんな年になっても、親にとってはいつまでもカワイイ娘のようです笑

 

そんな両親を見ていると、あぁ、私も子供を産むチャンスがあったらよかったなぁ!と思います。

 

帰省してからの生活は何をするわけでもなく、ただそこにいるだけなんですが、必ず決めているルーティンは母と父とそれぞれ二人きりの時間を作ること。

 

母は毎日スーパーに朝お買い物に行くんです。それに必ずついて行きます。道中色んなおしゃべりをして、スーパーで今日は何を食べるか、なんてたわいもない話をして買い物をします。

 

父とは毎日夕方散歩に行きます。これはかつてはランニングでした。でも父も年を取って来て、今では早くは走らないので最近は速足でのウォーキングです。

 

帰国して久しぶりに一人暮らしをして、パートナーのいる生活の最後の方が相当(相当!)辛かったので、一人で気持ちが楽に過ごせることがどれだけ幸せかを痛感し、一人暮らしのすばらしさに未だに感動しています。

 

でもたまに実家に帰ると、誰かと生活するって、こういう感じだったな。これも悪くないな、と感じます。

 

テレビを見ながら何気ない会話をする、誰かの行動に付き合って一緒に行動する、お手伝いをする、そんなことをしているとあっという間に一日なんてすぐ終わってしまう。驚きます。3食もキチンと食べる。規則正しい生活で、何だか心が安らぎます笑

 

わーーー、このままこの安全な場所で過ごしたい。もう現実に戻りたくない、と毎回思いますw

 

そんなこんなで色々な思いを抱きながら、個人的には波乱万丈はあったけれども、今この状況にいられることがありがたいなぁと改めて感謝したお盆でした。