ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

自分の人生を変えられるのは自分しかいない

ちょうど一年前に書いた記事を振り返りませんか?とリマインドがあったんですよね。

 

その記事のタイトルが「人生は幾つからでも変えられる」というもので。

 

すごくタイムリーな振り返りだったなと思いまして。

 

なぜかというと、最近親しい友人が国を移動して新しい人生を歩み始めたんです。

 

彼女とはもうかれこれ30年弱(!)の知り合いで。

会える距離にいた時期はほんのちょっとしかなかったし、その期間にそんなにしょっちゅう会うほど仲が良かったわけでもないんですよね。

 

でも何となく時間が経っても繋がる友人っていませんか?そして歳を取るにつれて価値観や人生観が変わる中で、疎遠になる友人もいれば、逆に距離が近くなる友人もいる。

 

彼女は後者のタイプの友人で。

 

同年代だし、とにかく性格が全然違うようで、根本のところでとても似ていて。

 

だから経験する苦しみや辛さも同じようなことが多くて、それをお互いに支えながら共に成長してきた同志のような、姉妹のような存在なんです。

 

長年色んな意味で苦しんで、あまり幸せでではなかった彼女が、一年ほど前に

 

「私、引っ越すわ」

 

と一言。

 

今自分のいる環境がメンタルに非常に悪影響を与えていて、不幸せなので、もっと幸せになれるところに行く。という理由でした。

 

国を変えて、もっと暖かくて、海が側にあって、都会と自然が共存していて、人もゆったりしている場所に行きたい、と。

 

最初にこの話を聞いた時、気持ちは十分に分かるけど、場所を変えてもどこに行こうが、辛いことはあるし問題は出てくる。その時に場所を変えることが全ての解決になると思っていては、この先しんどいだろうなと思ったんです。

 

でもそれと同時に、取り巻く環境がメンタルに多大な影響を与えることもよーーーーく知っていた。

 

なので、場所を変えても辛いことはあるということは理解しておいた方がいいよね、と言っただけで、あとはとことん彼女の移動を応援し、見守りました。

 

結果、賢い彼女は理想の地で転職先を見つけ、自分の所有するコンドミニアムは賃貸に出し、あれよあれよという間に引っ越していきました。

 

40代半ばで、住んだことのない国に移動し、知り合いも友人も一人もいない中での再スタート。

 

相当勇気がいると思います。でも自分の人生を変えられるのは自分しかいない。

 

引っ越してしばらく経つ最近、彼女に聞いたんです。

 

「引っ越してしばらく経つけど、後悔はある?」

 

って。回答は、

 

「ぜーーーーんぜんっ!知り合いはいなくて、それはちょっと寂しいけど、全てにおいて引っ越して幸せだわ!」

 

って。

 

そしてその知り合いがいない状況を改善すべく、色んな集まりに積極的に顔を出し、以前の彼女からは考えられないくらい、前向きで人生を自分でいい方向に変えて行っているんです。

 

見ていて実に爽快!笑

 

そして彼女が言った言葉なのですが、

 

色々な状況を受け入れる覚悟ができた。

 

と。

 

確かに以前は、「あの人のせいで私がこんなに辛いんだ」とか、「私がこんなにしんどいのはあの人のせいだ」とか。

 

そういう発言が多かったんです。

 

それをいろんな経験を経て、「それはそれで仕方ない」と受け入れる覚悟ができた。

 

自分のコントロールの及ばないことに左右されていても仕方ない。コントロールできないことは受け入れて、コントロール出来ることは自分で変えていく。

 

ここに気付いたんですよね。

 

私もこれには本当に苦しみました。共依存傾向の強い性格なので、自分本位で考えることがなかなかできず、常に周りに頼って、依存して生きてきました。

 

でも、自分の人生を変えられるのは自分しかいない。

 

以前も話したことのある私のバイブル的な言葉。

 

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"神よ、私に変えることのできないものを受け入れる心の平穏を、
変えることのできるものを変える勇気を、
そして、両者の違いを見分ける賢さをお与えください。"

 

この言葉を始めて見かけた時の衝撃は今でも覚えておりますが、今も変わらぬ気持ちでこのフレーズをよく思い出しております。

 

私も彼女の前向きな行動に感化されております。

 

自分の人生は自分次第なのだ。