あくまで私の感覚的感想でしかありませんが、日本は未婚で子供のいない人の割合が比較的高いなと感じます。
ちょっと調べてみると、「50歳での生涯未婚率は、2020年には男性で約26%、女性で約17%」とありました。
生涯未婚率と言うことは、離婚してシングルの人を合わせるともっと多いのでしょうか?
アメリカの私の住んでいた地域では、アラフォーでシングルで子供のいない、と言う人はそう見かけませんでした。
また、既婚、シングル、お付き合いしている人がいる、に関係なく、子供のいる人がほとんどでした。
しかしこれは私が比較的南部の州に住んだ経験が多いからかもしれません。
NYに住む友人は、周りにアラフォーでもシングルで子無しはいくらでもいると言っていました。
南部は比較的結婚も早く、子供も早い時期に産む人が多い印象がありました。
その分離婚する人も多く、40代で離婚経験のない人の方が探すのが難しいほどでした。
日本はそれに比べて子供のいないシングルの40代が多い気がします。
友人や、友人の友人を見てもそうですし、職場を見てもそうです。
もちろん地域や焦点を当てるグループによって変わってくるとは思いますが。
日本はシングルに過ごしやすく出来ているな、と思うのですが、レストランや居酒屋でも一人で来ている人をたくさん見かけますし、そういった人でも座りやすい配置になっていると思います。
あちらでは、ご飯食べに行きたいけど、ちょっとビール飲みに行きたいけど、一人じゃなぁ…と行きにくかったのが、こちらでは比較的行きやすい感覚です。
また「人は人、自分は自分」、なのは勿論なのですが、同じような境遇にいる人がたくさんいることで、この立場独特の悩みなんかも話し合えて不安も分かち合える人がいることは、ありがたいことだなと感じます。また、シングルでも子供がいなくても人生を楽しんでいる人をたくさん見ると、私も元気になります。
結果、意外でしたが私にとってはアメリカより暮らしやすい状況でした。