ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

スーツケース2つ

あっという間に2月。

と言うことは、今年も既に12分の1が終わったということ…

はやい…

 

最近周りで離婚する友人がチラホラいました。

先日は友人が離婚して家を出て引っ越すというので、手伝いに行って来ました。

離婚というのは人それぞれですが、やはり精神的にキツいことに変わりはなく、その友人もずいぶん疲れて、げっそりしていました。

 

新しいアパートのことを、「すごい狭い部屋なのよ」と話し、一人暮らし用の家電を買っただの、自転車も買わなきゃ、などという話を聞きながら、自分のそう遠くない過去がオーバーラップしました。

 

私は引っ越すとなったときに、アメリカの郵便局に船便用の送り伝票をもらいに行くと、

 

「あれ?知らないの?一般の貨物の船便のサービスは終了したんだよ。もうエアーだけだよ。」

 

と言われたのです。じゃあ海外に引っ越す人は荷物はどうすればいいの?というと、しばらく考えて、

 

「うーん、ガレージセール?笑」

 

と言っていました。

 

今考えると、クロネコとか海外の引っ越しの荷物を運んでくれる業者はいるんだろうけれど、当時はそこまで頭が回らず、とにかくいっぱいいっぱいで、出た結論は、

 

人生絶対必要なもんなんてそうあるか?

 

でした。

 

こうして10年間の生活を終え、荷物はスーツケース2つのみ。

という身軽さで帰ってきました。

だってよく考えたら、家具なんて輸送費がかさむし、それ以外の持ち物なんて、なくたって何とかなる。

そう考えたら、どうしても持って帰らなきゃいけないものなんて、自分とパスポートとカードくらいじゃん。

 

帰国時期は秋だったので、スーツケースに入る量を考えると、直近で必要な冬服を入れるとスーツケースはもういっぱい。

夏服関係や靴は全て寄付して処分。

本や書類関係も全て処分。

綺麗さっぱりさようなら~。

 

色々処分しながら、彼は家具も車も仕事も何もかもキープできるんだなー、私は何もかも失うんだなー、と思うとやるせない気分に何度もなったのを覚えています。こんな不公平なことがあっていいのかと怒れてきたことも何度もありました。(この頃はまだまだ後ろ向きだった)

 

アメリカでの最終日夜、翌朝は空港という状況で。

全てパッキングが終わった2つのスーツケースを眺めながら、私の10年間の集大成がこんなスーツケース2つなんて、私本当にバカじゃなかろうか、と泣けました。

 

日本に戻り、住む場所を決め、家電を買いに行った時。

電気屋の店員さんに、「一人暮らし用の家電を揃えたいんです」と言うのが何だか恥ずかしく、情けなく。

私の年齢だと、自分の子供が一人暮らしを始めるために家電を買ってあげに来ていてもおかしくないのに、私は自分用に小さい家電を買うのか…人生逆戻りしてる…

と悲観的になったこともありました。

(再度言いますが、この頃はまだ後ろ向きだった…)

 

そんなことやあんなことが一気に思い出され、彼女の気持ちが痛いほど分かりました。

 

「私なんてスーツケース2つで、全て失って帰ってきても何とかなってるんだから、ぜーったい大丈夫だよー。」

 

というと、そうだね、そうだよね。と言っていました。

自分も経験しただけに、そのつらさはよく分かるから見ているのも辛いけど、それは徐々にしか回復していかないものだから。

 

でも私たちはみんな、これまでに起こった人生の大変なことを100%の確率で生き延びて今ここにいる訳なので、これも絶対に生き延びられるはずなんですよね。

だから焦らず、とりあえずあまり先を心配せず、一歩一歩目の前にあることから進めて行きましょう。

 

と、自分にも改めて言い聞かせておいた。笑