ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

4年+経って振り返る

前回、「let's go 私。」と自分に喝を入れて以来、転職活動をしていました。

 

帰国して4年ちょっと経ちます。

現在の仕事に就いて丸4年。

 

そろそろステップアップできたらいいなーという願いの元、以前からずーっとあこがれだった会社にダメもとで応募してみたら、最終面談まで行ったんです(驚)

 

そこに転職する、イコール引っ越すことになり、誰も知らない土地にまた一人で行くことになるので、かなりためらったんですが(受かってもないのにw)、でも仕事人生こんな大きなチャンスがあるのは最後かなと思い、自分がどれだけ通用するのかを試してみたい気持ちも大きく、最終面談を受けに行ってきました。

 

大きな外資系なので、英語とここ4年間培ってきた知識が両方使えて、こんなにピッタリのポジションはない!まさにこれぞTalent Stackingだ!と。

 

出された宿題も入念にやって挑みました。

面談もそこそこスムーズに和やかに進み、悪くないかも!

 

結果…

 

落ちました泣

 

ハハハ。

 

しばらくすべてに対するやる気を失って、俳人のようだったんだけど。

 

「ご縁がなかったから、これでよかったんだな」

 

と思えるようになりました。切り替え切り替え。

 

今仕事があることはとてもありがたいことだから、それを頑張りながらも、どこかいいご縁がある所に出会えるといいなーという姿勢で、緩~く、且つ前向きに行くことにしました。

 

周りが結構成功している人が多いという話を以前したのですが、最近読んだ何かの本に、

 

「周りに成功する人が増えているということは、自分にもその時期が近づいてきているということだ」

 

と書いてあって、「あ、そうかそうか、そういうことかー。じゃあこのまま頑張り続ければいいのね。」と納得しました(単純)

 

何だかんだ言っても、最終面談で落ちても、あの海外で離婚時に経験した恐怖、不安、孤独、苦しみに比べるとなんてことありません。

 

そう考えると、あの経験はそういう意味で役に立っているのかな。いや、それでも経験したくなかったなww

 

でも、「あれを乗り越えられたんだから、これも乗り越えられるはず」と思えるものがあるのはいいことだなと思いました。

 

よく思い出す場面があるんです。

 

アメリカで、まだ離婚が決定していなくて、でもどうにもこうにも結婚生活を続けるのには無理がある、かといって離婚して、今更日本に帰国して一からやり直すなんて、考えたくもないし、出来る気もしないし、山が大きすぎるし、そもそもこんなはずじゃなかった!家にも外にも居場所がなく、孤独で不安でもうこのまま続けていくのが到底無理に思えた時。

 

高速を走っていて、ふと思ったんですよね。

 

今手元が狂って壁にでもぶつかって、瞬時にここからいなくなれたら全てから解放されるな。

 

って。

 

その時どこを走っていたかも、全部覚えてます。

 

とんでもない考えだけど、その時は本当にフッと脳裏をよぎった。

それくらいしんどかった。

 

あれから4、5年後。

 

他人依存主義だった自分が、少しづつ自分の足で立ち、自分の人生を自分主体で考えるようになっている。

 

時間は物事を解決するし、踏ん張れば何らかの形で成果は出てくる。

そういうことだな。

 

そしてあの会社、私を落とすなんて見る目がないなぁ。

私、結構使えるのにな笑