帰国してしばらく経つのですが、しょっちゅう聞かれる質問があります。
特に初対面とか知り合って間もない人に。
それは、
え?仕事で英語使わないんですか?
なんで?
使いたくないんですか?
です笑
いやー、使えるならよりベターだけど、使わないんだもん、しょうがないww
以前確かTOEIC受験について書いたなと思って探したら、この記事が見つかりました。約3年半前…
TOEICは日本で履歴書に書く場合、英語レベルを示す一番効力のある機関だと思います。
アメリカで受けられるのはいいことだし、帰国を考えている人は絶対取っておいた方がいいと思います。
ただ私は最終的に英語とは全く関係のない仕事に就いたので、TOEIC点数を使うことはなかったです。
ただそれは最終論なので、もちろん応募した職種でTOEICの点数があったから面接までいけたと言うことも多々ありました。
10年日本を離れて帰国して思ったのは、「英語を使えるって、もうそこまでプラスではないな」ということです。
帰国前はそんなこと知りませんから、英語を使えば何かしら仕事があるんじゃないかと思っていました。(甘)
TOEICもほぼほぼ満点に近かったので、浅はかながら「これがあればなんとかなるかも」という気持ちはありました。
でも痛感したのは、「英語」つまり語学だけで仕事が得られる時代はもう終わっているということ。
でも、他のスキルがあって更にプラスアルファで英語が使える、となると急にバリューが上がります。
アメリカの有名な漫画『ディルバート』の作者、スコット・アダムスの書いた本「Reframe your Brain」で彼が説明していて、なるほど!と思ったのですが
かれはTalent Stackingという話をしていて、要は一つのことに超秀でていなくても、その辺の人よりはそこそこできる才能を幾つか持ち合わせることが重要で、それが実現した時に初めてマーケットバリューが出てくる、という話をしていて。
例えば彼は、ものすごく絵が上手いわけではないけれど、その辺の人よりは上手。コメディアンほど面白いわけではないけれど、そこそこ面白い。そして会社員経験が長いことから、企業内で起こる色んな出来事やもめごとにも詳しい。
これらを全てかけ合わせた時に、他の人には欠けないビジネスシーンを舞台とした漫画が書け、ヒット漫画である『ディルバート』が誕生したと。
就職活動をしていて思いました。
やっぱり重要なのは、英語とプラスアルファの強みを持っていることだと。
特に相性でいくと、英語×人事、総務、経理、マーケティングあたりは強いなと思いました。個人的な感想ですが。それでも仕事は東京に集中してしまいますが…
でもまあ、そうは言っても、そう簡単にキャリアって、それも海外で築けるわけじゃない。
それができれば強いかなとは思うけど、そうじゃなくても大丈夫笑
私も何とかなったので。そして私の周りで帰国した人もみんな何とかなってます。
だから何とかなる!w
スティーブジョブズの有名な、点を繋げるのスピーチのように、日々の経験、努力は自分が思いもよらない形で役に立ってくるので、今いる現状で出来ることを精いっぱいやる。
あとは神頼みです笑
でも何とかなるから大丈夫。
仕事では英語を全く使いませんが、仕事よりも英語が理解できて良かったと思っていることがあります。
今は情報社会になり、携帯電話一つで世界の情報と繋がれます。
すごいことですよね。
英語を理解するということは、入手できる情報量が圧倒的に増えるという、ものすごい特権があります。
日常に役に立つ情報ももちろんだけど、専門知識もオンラインで手に入る時代です。
私は勉強したいことがあり学校に通っているのですが、その分野での先進はアメリカとヨーロッパです。英語での文献をオンラインで閲覧出来たり、本を買ったり、動画を見たり。
ここで得られる情報量が英語が理解できるだけでグンと倍以上に増えるのです。
私にとっては、これが英語が理解できる最大の利得と思っています。
まとまりがなくなりましたが、英語は勉強しておいて損はない!ということですね笑