五木寛之さんのこの文章よ。
「コロナが去ったら人はマスクを外すのだろうか。そうとも思えない。数年にわたるマスク生活に慣れた人間は、マスクを外すとき、パンツを脱ぐような気分をあじわうのではあるまいか」
確かに…。
マスクはもはや下着のような感覚になってきてるかも。
入学から3年間マスク着用で卒業まで来た友人の子供は、「もう一生マスクがいい」と言っていました。まさに人前でパンツを脱ぐような感覚なのかな。
国がマスクの着用を原則不要、個人の意思による、として早一か月以上。
交通機関でもマスクしていない人は30人に1人いるかなー、くらい。
こんなに「もういいんですよ」となっても真面目にマスクを着用する国民性は珍しい。
見かける外国人は95%くらいの確率でマスクしていない気がします。
マスク着用が自由になってすぐ、会議室みたいな場所に15人ほどで集まる機会があったんです。
私はとにかくマスクが嫌いなんですが、でも周りを不快にさせるのもな、と思って着用してました。
私は会議室に2番目に入ったんですが、最初に入っていた人がマスクしてなかったんです。
それ見て、「おお!」と思って、嬉々としてマスクを外しましたww
そこから続々人が集まって、みんな100%マスクして入ってくるんだけど、マスクしていない人がいるのを見て外す人が数人。
結果、最終的には3割くらいがノーマスクでした。
でも、部屋に入ってきたときには全員マスクしてて、外している人がいなかったらほぼ確実にみんな取らなかったと思うんですよね。
そう考えたら、感染がどうのというよりも、人の目を気にしてマスクをつけてる人の割合がかなり多いんじゃないかなと思いました。
ちなみにその集まりは週に一回あるんですが、一か月以上経った現在では大体4割ほどがマスク外してるかなーって感じ。
よく友人と話すんだけど、初対面がマスク着用だった場合、自然とマスクなしの顔を頭の中で想像しているんですよね。
で、初めてマスクを外した顔を見て、「あれ。」と思うことが多くて。
想像していたのと違う(マイナスの意味で)という場合が多い。
おっ!想像してたよりも実物の方がいいね!
と思うことはほぼ0%に近い。
これは誰に話しても、みんな「そうそう!」って言います。
なので私は初対面の人と会う時は、あまりに近い距離でない限り、マスクは外して挑みます。
それでなくてもパッとしないのに、マスク外してがっかりされるとやるせないからww
最初からハードルを下げていく手法ですw
しかし、記事の中で書かれているように日本人はこれからもマスクを外さないんだろうか…
もうそろそろやめたいんだけどな…。