ヨシ、国際離婚して日本へ帰ろう。

アラフォー子無し女子、10年のアメリカ結婚生活に終止符を打ち、日本へ帰国する

CRYING IN H MART

ここ3年ほどでよく本を読む(聴く)ようになりました。

 

ほんとーに便利な時代で、クリック一つで本が送られてきたり、

瞬時に電子本がダウンロードできたりしますよね。

いちいち本屋さんに行って、探して、取り寄せて、みたいなことをしていたのもほんの20-30年前だと思うと、テクノロジーの進化はすごいですね。

 

私が選んで読む本は99.9%実用書なのですが、私の目にするSNSで色んな人があまりにもおススメしていて、気になっていた本がありまして。

 

販売開始当初から結構目にしていたのですが、しばらく経ってレビューを見たら、すごい高評価で、これは読んどこかなと。

 

 

そもそもタイトルからして興味をそそったんです。

H Martって、アメリカに住むアジア人にはある意味聖地で笑

 

韓国ベースの(多分)スーパーマーケットなんです。

アメリカ全土にチェーンを広げるアジア食材を扱うスーパー。

アメリカ全土とか勝手に言ったけど、どれほど進出してるのかなと思って調べましたw

 

やはり大きい都市でアジア人口が多いところにできてるのねー。

アメリカの真ん中にないのは分かるんだけど、オレゴンにもシアトルにもないのか!

シアトルには宇和島屋があるからかなww

大都市に引っ越して、初めてH Martに行った時の感動を今も覚えています。

韓国ベースのスーパーですが、韓国、日本、中国の食材が揃ってて、まさに大人のテーマパーク!笑

すごーく大きくて、野菜なんかも全部アジア仕様なんです。

大根、シシトウ、ネギ、キムチ、刺身、納豆!

何てこと!!と興奮してその場で友人に電話したのを覚えてます笑

 

ちょっとしたフードコートもあって、ビビンバやスンドゥブがすぐ食べれる!

韓国コスメのお店も併設してて、「ここは天国か!」と思いました(大袈裟)。

 

話がだいぶ脱線しましたが、そんな思い入れのあるH Martで泣いたというタイトルは気になり、読んでみることにしました。

 

内容はコリアンアメリカンの著者が、韓国からの移民であるお母さんとの思い出を書いた回想録。

私の知っているコリアンもそうですが、韓国人のオモニ(お母さん)は食べ物で愛情表現をすることが非常に多いみたいで、素敵な文化ですね。

 

実用書とは違い、物語みたいで、面白いので一言も聞き逃したくないと集中して聴いていたらあっという間でした。

 

すごく感動的かとか、山があるかというと、そういうわけではないんだけど。

でも、記憶に残ったかというと、病気になる親の介護というテーマも、今後の自分と照らし合わせてすごく色んな描写が記憶に残りました。

韓国の文化もアメリカ人の目線から上手に表現していて、was a good read after all.

 

オーディブルは著者が朗読しているのですが、本の内容にも著者が音楽活動をしていると書いてあったので、一体どんな人なんだろうと思って調べてみると…

 

Japanese Breakfast

 

すごいファンキーな方で。

しかもバンドの名前がJapanese Breakfast笑

そして44万もフォロワーがいる!

 

OMG! BTSとも!!

すげー売れてんじゃん。

Japanese Breakfast

 

そーんな彼女のお母さんの回想録。

あっという間に読んじゃいました。

 

ここまで書いて、でも、これもまた誰の参考にもならないような内容だなw